ペットのハムスターが亡くなってしまったら…|埋葬の方法について

■ハムスターが亡くなる前に飼い主さまに考えてほしいこと

愛らしい見た目から、ペットとして人気のハムスターを家族の一員として大切に育てている人も多いのではないでしょうか。

そんなハムスターですが、環境省パンフレットによると平均寿命は「2〜3年程度」と他の動物と比べてもかなり短いことが特徴です。

大好きなハムスターと別れる瞬間は非常に悲しいですが、大切な家族だからこそ、幸せに看取ってあげるなど最期にできることがたくさんあります。

そこで今回は、ハムスターの火葬や供養で後悔しないためにできることをご紹介します。

■ハムスターの安置~火葬までに飼い主さまにできること

ハムスターが亡くなった後は、元気だった姿を偲び、大切に供養してあげてください。

近年では、葬儀の方法として火葬を選択する飼い主さまも増えています。

土葬する方法もありますが、土に埋めることで悪臭の原因になったり、害虫が発生する問題、他の動物やカラスに掘り起こされる危険性も出てきたりしてしまいます。

また、マンションなどにお住まいの方は、自宅のお庭に埋める…という選択ができないことも、火葬が増えている理由の1つといえるでしょう。

しかし、火葬の場合、業者の選定や火葬の実施までに数日ほど数日ほどかかってしまうこともあるため、遺体は安全な場所に安置しておくのが望ましいです。

依頼先にもよりますが、民間の業者の多くは火葬後に遺骨や遺灰を飼い主さまの元に返却してくれるため、その後の供養の方法についてもお墓を立てる方や納骨する方、ご自宅の庭に遺灰を埋める方などさまざまです。

■遺体の保存方法と注意すべきポイント

動物の遺体は、時間が経つと腐敗してしまうため、冷やして保存しましょう。

具体的には、脇やお腹の辺りに保冷材やドライアイスを当てて、しっかりと冷やしてあげるのがよいですが、小さなハムスターの場合は体の下や傍に保冷剤を置いてあげるのがよいです。

また、死亡してしばらく経つと死後硬直が始まるため、不自然な体勢のまま死んでしまったり、目や口が開いていれば閉じたりしてあげましょう。

死亡後には体内の体液や排泄物が漏れ出てしまうこともあるため、濡れタオルなどを使って優しく身体を拭いて綺麗にしてあげてください。

■火葬はどこに依頼できる?後悔しない選択をするために

火葬先は「行政」と「民間の業者」の2種類があります。

行政の場合、地方自治体に依頼するため料金は安いのですが、他の動物と一緒に処理されるため、遺骨や遺灰の返却はありません。

さらに火葬に対応していない地域もあり、その場合は遺体が廃棄物として処理されてしまうこととなります。これは各自治体によって対応が異なりますので、事前の問い合わせ時にしっかりと確認をしてくださいね。

最近では、「民間の業者」を選択する飼い主さまも増えてきています。

民間の業者には「ペット葬儀業者」や「ペット霊園」があります。手続きの方法はほぼ変わらないため、インターネットで探したり、動物病院で紹介したりしてもらってください。

何社かピックアップできたら、自宅からの距離や料金、車の手配の有無などを考慮し、選定してくださいね。

■亡くなったハムスターが喜ぶお供え物をしてあげたい

ハムスターのお供え物について、「必ず用意する」と決まっているものはありません。

ですが、「これまで一緒に過ごしてくれてありがとう」という気持ちとともに、お供えを用意してはいかがでしょうか。

よくあるお供え物としては、「お花」「おやつ」「おもちゃ」などがあります。

お花は、人間の献花同様、お供え物の定番であり、これまでの感謝の気持ちとお悔やみの気持ちを送れるものです。

また、ハムスターが好きだったおやつやおもちゃをお供えすることで、楽しかった思い出を家族で話したり、静かに偲ぶ時間を持てたりします。

いつか来る悲しいお別れですが、最近では飼い主さまそれぞれが思い思いの方法で最期を見送ることができる選択肢が増えています。

後悔しないためにもペットが元気なうちに家族で話をしてみるのも良いかもしれません。

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