ペットにも「初七日」や「四十九日」はある?|法要や法事について

■ペットが亡くなったその後…

愛するペットが亡くなり、心にはぽっかりと穴が空いたまま。

火葬を済ませ、供養もしてあげたいけど、「なんだか難しそう」「法要や法事がどういったものかもわからない…」と悩んでいる飼い主さまも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ペットの法要・法事についてご紹介します。

■法要とは?何のためにあるの?

法要とは仏教(釈迦)の教えを知ることを指しますが、日本では次第に「死者を弔う供養」を意味するようになりました。

そのため、最近では、家族同然に育てられたペットを供養するために、法要を行う飼い主さまも増えています。

■法要は具体的に何をすればいいの?

法要では具体的に、飼い主さまや家族、友達やお世話になった人が集まり、お坊さんを呼んで読経してもらいます。

法要の場所は、自宅に呼んだり、お寺に出向いたりとさまざまです。

普段からお付き合いのあるお寺があれば、一度相談してみても良いかもしれません。

■ペットにも初七日の法要はあるの?

亡くなってしまったペットを供養したい、ちゃんと弔ってあげたいと考えているなら、法要はした方が良いでしょう。

初七日(しょなのか)とはペットの命日を含めて7日目を指し、亡くなってから初めて迎える法要です。

ただし、近年では初七日は葬儀と同日に行われることも多くなり、単体で省略される傾向にあります。

■初七日以外に法要を行うタイミングは?

初七日以外に法要を行うタイミングは、「四十九日」「百か日」「一周忌」「三回忌」が一般的です。

▽四十九日(しじゅうくにち)

ペットの命日から数えて49日目を指します。人間の場合、遺族はこの日をもって喪に服していた期間を終えることになります。

▽百か日(ひゃっかにち)

ペットの命日から数えて100日目を指します。四十九日や一周忌と比べると省略されることも多いです。

▽一周忌(いっしゅうき)

ペットの命日から数えて満1年目に行う法要を指します。極楽浄土に行った故人がさらなる精進の道へと導くために営むものとされています。

▽三回忌(さんかいき)

ペットの命日から数えて満2年目、つまり亡くなった翌々年に行う法要を指します。

「ペットの法要」というと、少し前までは珍しいものでしたが、火葬が一般的になってきたのと同時に、ペットの供養の方法の一つとして法要を選択する飼い主さまも増えてきています。

家族として大切な時間を過ごしてきたからこそ、悔いのない選択をしていただくことで、飼い主さまも少しずつ前を向いていけるのかもしれません。

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